横浜市「スペースナナ」「港南台タウンカフェ」に行ってきました(2014.10.17)

人口約370万人を抱える横浜市には、コミュニティカフェが数多くあります。

数あるコミュニティカフェの中から、「スペースナナ」「港南台タウンカフェ」を訪問しました。

 

●スペースナナ●

青葉区東部に位置するあざみ野地区。教育や福祉などをテーマにこの地域で活動してきた20人のメンバーが雑誌『くらしと教育をつなぐWe』の読者イベントをつくり上げるなかから、「世代や性別、障害の有無、国籍などにかかわらず、誰もが安心して交流できる場が欲しい」という思いからできたのが、スペースナナです。「地域でゆるやかに支えあう場をつくろう」をコンセプトに、2010年12月にオープンしました。

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扉を開けると、両サイドには一面フェアトレード商品がずらり。フェアトレードとは、アジア、アフリカ、中南米などの途上国の製品を適正な価格で継続的に購入することで、途上国に住む人々の生活向上を目指す取組みのことだそうです。

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さらに奥へ進むと、「ギャラリーナナ」があります。絵画や写真など作品発表の場であり、また、スペースナナの企画展なども開催されています。障がいのある方の作品発表会などもあって、その時には出品作家による実演や作家と一緒に制作できるイベントも開催されているそうです。

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その他にも、様々なイベントや講座の会場にもなっていて(「スタジオナナ」)、カフェナナの交流掲示板には、イベントや講座を紹介するチラシがたくさん貼ってありました。

例えば、若い女性が呼びかけている「ヨガカフェ」は、本格的に教室に通うのはちょっと…という初心者でも地域のカフェで気軽にヨガ体験ができて、個人的にも興味をそそられました。

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開設から4年目を迎え、今後は、子どもの虐待防止や、誰もが安心して生きられる地域社会をつくるために、様々な人たちが情報交換をして、いざというときに連携できるネットワークの形成に力を入れていきたいとのことです。

最後に、気軽におしゃべりして集える場「カフェナナ」で、私たちもフェアトレードのコーヒーをいただいて、次の訪問先へ向かいました。

●港南台タウンカフェ●

続いての訪問先は、2005年に港南区で発足した地域のコミュニティカフェ「港南台タウンカフェ」。横浜を代表するコミュニティカフェです。市民活動団体である「まちづくりフォーラム港南」、港南台のまちづくり活動を行う任意団体「横浜港南台商店会」、デザインを通してタウンカフェや、まちづくりを手がける「株式会社イータウン」の3者が連携する、横浜でも珍しい協力体制で運営されています。

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カフェの中に一歩入ると、壁面に並べられた手づくり雑貨に圧倒されます。小箱ショップといって、各棚のスペースを借りて、自分の作った雑貨を並べて販売する、いわばレンタルスペースです。販売はタウンカフェが行ってくれ、気軽にショップのオーナーになれてしまうという仕組み。今や約100人の作家さんの作品が出店されているそうです。

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内装は、地元神奈川県産のスギでできた温かい空間で、ドリンクや、時には、地元のお店や福祉施設の焼き菓子などを楽しめるそうです。さらに、ミーティングや教室などに利用できるスペースも借りることができます。

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この他にも、地元企業やNPO、行政などを巻き込んで、フリーマーケットなどの地域交流イベントなども開催しているそうです。

地域のつながりを実感することが少ない中で、「港南台タウンカフェ」が地域資源をつなげるきっかけになっているように感じました。