【おしらせ】「おたがいさまコミュニティ」を書籍でご紹介いただきました(2016.10)
研究プロジェクトが終わり約半年が過ぎました。 研究プロジェク...
− 「おひとりさま」から「おたがいさま」へ
2012年(平成24年度)より始まった、おたがいさまコミュニティ研究プロジェクト。
2016年3月に終了する、このプロジェクトの研究成果として
「地域コーディネーターの手引き1、2」を作成しました。
以下よりダウンロードいただけます。
■(手引き1)コミュニティのみえる化手法(PDF) おたがいさまコミュニティ手引きその1 コミュニティのみえる化手法
■(手引き2)協働による事業立案手法(PDF) おたがいさまコミュニティ手引きその2 協働による事業立案手法
手引き(その1)はStep1~3「コミュニティのみえる化手法」を扱います。
地域の現状把握から人材を含めた地域資源の発掘・取りまとめを行い、活動の方向性を考え、地域での活動の動機づけからトライアルを行います。
手引き(その2)はStep4~6「協働による事業立案手法」を扱います。
意欲的な地域活動者と地域に関心をもつ事業者よる協働事業を企画立案するための支援業務をまとめています。
このマニュアルは、それぞれの地域に寄り添った地域コーディネーターが実施した結果を反映しながら更新されていくものです。
現在、美和台校区では、地域と連携して行う「体験授業」のコースを策定中です。
体験授業コースは、9つも案が出てきています。
①農業体験活動、②ワークトレーニング、③レストラン調理・販売実習、④手芸、⑤広告デザイン⑥ミシン作業、⑦情報パソコン実技、⑧命のつなぎ方(保健所に収容されて殺処分を待つ犬猫の実態を知ることで、命を考える授業。講師は地域住民の方)、⑨サロン交流(子育てサロンと高齢者のふれあいサロンを高校内でできないかを検討)
それぞれの授業ができるかどうかは地域の協力者が必要となります。
そのために、地域で自治協議会や校区社会福祉協議会が集まる会議に出席して、立花高校の担当教員がプレゼンする時間を2016年4月に公民館で実施することになりました。
地域内にも高校内にも「たまり場」となる居場所を設置して、地域住民と高校生、教員たちが触れ合う場もつくりましょうという意見もあり、近いうちに実現するのではないでしょうか。
「おたがいさまコミュニティ」の実現には、多くの方々の考え方の転換が必要になります。
この手引きが、地域活動に興味・ご関心のある
地域の活動者のみなさま、事業者(企業)のみなさま、行政のみなさまに、役立つことができればと思います。